合同会社を設立するフリーランスが急増

フリーランスから経営者への道

昨日も書きましたが起業したいという
学生さん、30代のフィリーランスの
人から相談を受けます。なんでかな。
年の功ですかね?株式会社にする前に
合同会社を設立する若者が増えています。
急増している感じです。

会社を設立する。これは人生で一番
わくわくする瞬間ですね。
ものすごく楽しいです。
何と言っても自分で会社を設立して
商売をすることは毎日がわくわくです。

では、そのメリットとデメリットを
ちょいと書きます。

まず、合同会社です。

聞き慣れない人もいると思いますが
合同会社という新しい会社形態で起業
する人が増えています。

たとえば、Apple合同会社。

Appleも合同会社です。

設立資金が安い

 

合同会社は6万円で設立できます。

ちなみに、株式会社の設立は20万円
かかります。

役員の任期がありません。

重任の際に登記手数料1万円がいりません。

利益配分は出資比率に関係なく配分できます。

株式会社場合は出資者への利益配分は一株当たり
○○円と出資した株式数に応じて配分されます。

合同会社は出資額に関係なく利益配分を自由に
できます。

株主総会で利益配分を議決する必要はありません。
だから、会社の意思決定は迅速に行えます。

 

経費で認められる範囲がひろーくなります。 

たとえば、交際費です。
たしか、800万円までは認められます。
資本金が1億円以下の場合ですよ。
みなさん1億円以下だと思うので
800万円まで大丈夫です。設立から決算までの
期間が9ヶ月の場合は12分の9が認められます。

携帯電話、Wi-Fiなどの通信費も法人契約ならば
100%経費算入できます。

フリーランスの場合は、個人の通話か
業務通話か通話明細で分けなければなりません。
これは、かなり面倒でした。

 

事務所の家賃は経費です。
自宅を事務所にした場合
事務所スペースのみ経費
参入できます。

 

有限責任になります
フリーランスの個人事業主は業務上の責任は
すべて追わなければなりません。あなたの財産が
なくなるかも。失敗しなければいいのですけど。

合同会社なら責任は有限です。
法人格とは個人とは全く別の人格になります。
つまり、会社は別人。

資金調達もできますよ。
フリーランスの個人事業主の場合、
事業資金=個人資金です。
銀行からの借入金も個人です。

合同会社は社債を発行できます。
つまり、資金調達は会社が行います。
これが、大きいですね。
デメリット

デメリットです。
合同会社という形態を嫌うのは銀行です。
仮に融資を受けたとします。
利益配分は自由にできますから銀行は
好き勝手に会社の金を抜かれると思って
いるのかもしれません。
会社の経営状況を株式会社のように
公示する必要がありません。
銀行の融資審査は厳しくなります。

 

また、合同会社という形態では
代表取締役という呼称はつかえません。
代表社員になります。

なので、名刺に書かれた代表社員という
意味を説明する時間が増えます。

合同会社とは取引したくないという
株式会社が出てくる可能性はあり
なのです。

 

利益配分にかんする対立が発生する

会社のもうけを誰がいくら受け取るか。
これはいつ起きるかわからない対立です。
要注意ですね。

 

最大のデメリットは上場できないこと

資金調達方法が社債発行ぐらいしかないかな?
株式会社として設立して数年後に上場するなら
最初から株式会社の方がいいです。

IT,Webデザイナーさんたちにはおすすめの
合同会社です。 

さあ、どうしましょうか。

ご相談はプロの税理士さんがいいですよ。
家賃が高そうな所に事務所を構える
税理士さんがいいですよ。

 

9c3837526a8f527fca962df988a9b809

さあ、コーヒー飲みながら考えましょうか。

あ、ちなみに売り上げの見込みがない人は
会社を作る意味がありません。

あしからず、ご了承ください。

タイトルとURLをコピーしました