EU離脱の信を問う イギリス庶民院を解散 

News

イギリスのメイ首相は6月8日を投票日として下院を解散すると発表した。これっていきなり感が強い。EU離脱の信を問う総選挙は否定的だった。これってすごいことになるよ。

なんとアグレッシブな政治だろうか。

保守党が率いる下院は6月8日を

投票日として総選挙に踏み切る。





なぜ、解散をする必要があるのか。

国会の開会式を終えてからすぐの

解散になる。



5月のハイシーズンとは太陽が

高い季節のことをさし、イギリスでは

この季節に国会が召集される。



全国の貴族がロンドンに集結する。

イギリスの貴族院は終身議員の

貴族と一代貴族から構成される。



21世紀にも関わらずエリザベス女王は

馬車に乗って騎馬兵の護衛の元国会に

向かう。



エリザベス女王が着席してから

ホワイトロッドがブラックロッドに

指示をして庶民院である下院議員を

呼びに行く。



庶民院の議員は首相をはじめ閣僚が

貴族院まで歩いていき立って女王の

メッセージをきく。



YouTubeのこの映像を見ると

不思議の国イギリスだ。







三種の神器はイギリスのコピーだとわかるだろう。



そして、国会の設計もイギリスのコピーだ。



さて、なぜイギリスが庶民院を解散するか。

EU離脱の最終審判を下すことになる。



保守党は確実にEU離脱を反対でのぞむ。

一方、スコットランドを基盤とする

労働党はEU離脱反対派と賛成派に分裂するはずだ。



この選挙の結果では保守党は野党に落ち込み

EU離脱が決まるかもしれない。



労働党とスコットランド独立党が

議席を奪い合えば保守党は安定政権に

なることは間違いない。



一度は連立を組んだ自由党はどこまで

議席を回復できるかが問題だ。



仮にイギリスがEUを離脱する手続きを

するならば確実に3流国の仲間入りになる。



イギリスのレバレッジは王室とCIAを超える

情報力をもつMI6と核戦略。



これ以外にはない。



仮に離脱すると完璧な田舎町になる。

EUが設立されてからロンドンに情報が

集まらなくなってきた。



ブリュッセルが情報収集には最適な街だ。



NATO本部がありEUの本部がある。

小さなベルギー王国が権勢を振るうのは

この二つの組織以外にない。



イギリスのEU離脱は実は連合王国崩壊への

道になりかねないのだ。



スコットランドが仮に独立したら休戦中の

ウエールズの独立運動が再燃する。



国が分裂する危機にある。



メイ首相はスコットランドの独立阻止と

EU離脱阻止をかけた総選挙に望むのである。

かっこいいよ! このスーツ好き! #followmejp #followme #fashion

タイトルとURLをコピーしました